さしあたって、少し精神的に疲れたところは、まずは寝るということが一番だ。
疲れというのは、肉体的な疲労よりも精神的な疲労が一般的には大部分を占めているそうだ。
だから、デスクワークをしている人が一日の終わりに非常な疲労感を感じるのはそのためらしい。
悩みや苦しみというものは、精神をすり減らすが、それが急激に消耗をされると憔悴するということだろう。
その場合は、とにかく目をつぶって眠ることだ。眠れない場合は、10~15分だけ目をつぶって頭を真っ白にするか、さもなくば楽しいことを考えるだけでも全く違う。
バラエティー番組も医学的には神経に良いそうだ。
あまり、バラエティー番組は見ないのだが意識的に見てみたわけだ。ナインティナインの番組でタレントが沢山出てきて〝バカ”を決める、というもの。
ハッとしたことが二つあったのだ。出演者は週刊誌を騒がせた女性たち、というもの。
岡村隆史が「バッターボックスに立ったから負けたのだ。」と言っているではないか。ギャグだろうが、なんだろうが本質的なことだ。自分に自信を失ったとき、バッターボックスにたっていない人間よりよっぽどがんばったではないか、と思い直すきっかけにはなるだろう。
二つ目は、あれだけ叩かれて気持ちも傷だらけになった人たちが、それに立ち向かってテレビに出ているではないか。色んな気持ちを抱えて出ているのかもしれない。しかし、いくら仕事やバラエティといったところで、人間は傷ついたことには触れて欲しくないものだろう。それを逃げずに出ているとは、なんたる凄さか。
「つまらない本でも、一か所は読むべきところがある。」と言っていた人がいたが、この世の毎日の出来事の前向きな点を探そうというのは悪いことではない。