能力の正体

頭がキレるとか、仕事が出来るとかいうのは、歌がうまいとか足が速いというのとあまり変わりはない。人間そのものの価値を測定するものではないが、これを勘違いする現象はよくある。

しかし、生産性に差が出るというのは、現実に生じる事象だ。生産性とは、仕事に限ったことでなく、人生や生活における問題の解決や充実、喜びについても同様にある。

私は人間の能力というのは、人によってそれほど変わるものではないと思っている。では、その生産性の差というのは何から生じるのか。

私は二つの要因に注目している。一つは、集中だ。一度に複数のことをせず、時間もエネルギーも、その時間には全てを一つのことに注ぎ込むこと。言い換えれば、一つのことしか行わない時間の連続がどこまで保てるか、それができるかということだ。仕事だけでなく、楽しむこと、人を愛すること、感じること、全てにアウトプットの差が人によって生じる。振り返ると、考えずに慣性で色々と動いている時間の多さに驚く。

そして、さらに重要な二つ目が行動を起こすか否かの差だ。欲しいと思うなら求めるべきだし、逃げたいなら逃げる、楽しみたいなら楽しむ。しかし、多くの人が思考の世界で終わって行動に繋がっていないもったいなさを感じる。

しかし、行動力なんて難しく考える必要はない。文句を言うだけだったり、憧れるだけだったりするより、行動している時間を過ごすのは幸せなことだ。熱中しているときに充実感を味わった経験は誰だってあるだろう。

そして、失敗するとかうまくいかなかったとか、怒られたとか。行動しないで欝々としているよりは、たいていはよっぽどスッキリするものだ。

ようは、アイデアだろうが、憧れだろうが、苦しみだろうが、仕事だろうが、集中×行動ということ。頭の良しあしではない。

一番よくないのは、頭で想像だけして徒労な時間を過ごすことだ。後悔することこの上ない。

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